
郡山弁で「こっせ」は(来てね)の意味
安積開拓の歴史が分かりやすい!
★著者の言葉「はじめに」より
明治初年、安積の荒地を開拓しようとして、失業した士族たちが日本のあちこちから、それぞれの思いを抱き、郡山にやってきました。ところが、その思いもむなしく、打ち続く、冷害や凶作で、無念の思いで八割程の士族が去っていきました。
しかし、彼らの功績は今日の郡山を築く礎になりました。だが、彼らの苦悩は、現在、少しずつ忘れさられようとしています。
私は、そのことを憂い、若い人にもやさしく、理解していただこうと思い、この本をつくりました。むずかしい内容の本ではありません。どうか、気楽に読んでください。
そして、そのあと、先人たちはこんなにも郡山のためにしてきたんだとあらためて見直してください。
コッセ郡山 佐久間さとし 著