
卑怯な振舞をしてはなりませぬ─
敵の大軍に敢然と挑むオテンバ八重
幕末を逞しく生き抜いた会津の猛女!オテンバ山本(新島)八重の半生を描いた読み切りマンガ。本著はなんと全編会津弁。会津ならではの空気と会津人の気質が、幕末の混沌と共にリアルに伝わってきます。巻頭カラーを飾るのは、若松城下町図と八重の誕生秘話?!
本著は「福島民報ジュニア新聞」(平成25年1月6日〜6月30日連載)に好評連載されていたものの単行本化。難しい当時の言葉や地名等には全てルビがふられ、欄外には注釈が盛り込まれるなど、歴史が苦手な大人にもとても分かりやすい。待っていた方も多いのでは?!この1冊であなたも“八重通”です。
※オンテンバール…「手に負えない」などを意味するオランダ語で「おてんば」の語源(本著カバー袖より)
オンテンバール八重 原作:高見沢 功 作画:矢沢 順